皆さん、こんにちは。神奈川県横浜市を拠点に、ダクト工事や冷媒配管工事、保温工事などの空調設備工事を手掛けている株式会社エア・キャリアです。
空調・ダクト工事は、どのような建物でも必要とされる工事であり、安定して仕事の需要があります。ものづくりの面白さや社会を支えるやりがいも感じられることから、空調・ダクト工事に興味をお持ちの方も多いでしょう。
一方、「自分は未経験者だけど、ダクト工になって大丈夫なのかな?」と不安になっている方もいるはずです。そこで今回は、空調・ダクト工事が未経験からでも始められるのかどうかや、未経験者が会社を選ぶ際のポイントについて解説します。
■空調・ダクト工事ってどんな仕事?
最初に、空調・ダクト工事がどんなものなのか、簡単に確認しておきましょう。ダクト工事とは、空調設備の一種であるダクト(風導管、通風管)の設置や加工、メンテナンスを行う仕事です。ダクトは広い意味での配管の一種で、空気などの気体の通り道となり、主に建物内の換気・空調・排煙などを目的として設置されます。
オフィスビルや飲食店などの天井付近を見ると、大きな四角いパイプや円柱状のパイプが張り付いていることがあるでしょう。あれがダクトです。壁や天井の裏側にも多くのダクトが張り巡らされており、建物内の快適な空気環境の維持に役立っています。
もちろん、ダクトは適当に設置すればいいわけではありません。給気や排気を効率よく行うためには、それに応じた設計を考える必要があります。また、天井付近や天井・壁の内部は障害物だらけであり、それらをうまく回避してダクトを設置しなければなりません。さらに、ダクトを露出させる場合は、外見の美しさも重要なポイントです。
これらは空調・ダクト工事の大変な部分であると同時に、最も面白い要素でもあります。現場に合わせた最適な設計を考え、さまざまパーツを組み合わせて設置していく様子は、まさにパズルです。子供の頃から工作やプラモデル作りなどが好きだったタイプの方であれば、とても楽しく働けるでしょう。
空調・ダクト工事の詳細については、以下の記事もぜひご覧ください。
https://www.air-carr.jp/blog/column/160076
https://www.air-carr.jp/blog/column/161029
■空調・ダクト工事の仕事は完全未経験から始められる?
上述した通り、空調・ダクト工事は奥が深く、専門的な技術を必要とする仕事です。では、空調工事やダクト工事の経験がない人でも、今から空調・ダクト工事の会社に就職することはできるのでしょうか?
結論からいうと、完全未経験でもまったく問題ありません。まず前提条件として、空調・ダクト工事は特定の資格や経験がなくても働ける仕事です。ダクトの製作や取り付けに必要な知識や技術は、現場で働きながら少しずつ覚えていくことができます。キャリアアップに必要な資格も、入社後の取得でOKです。
「そうはいっても、結局は経験者が優先され、未経験者は就職できないのでは?」と思うかもしれませんが、その心配もいりません。なぜなら、現在の建設業界は、深刻な人手不足の状態にあるからです。職人の高齢化も他の業界以上に進んでおり、このまま放置すると社会基盤の維持に支障をきたしかねないところまで来ています。
そのため、求人募集においては、未経験者でも歓迎される場合がほとんどです。むしろ、将来を担う若手を育てるため、多くの会社が積極的に未経験者を採用しています。未経験であることは、まったくデメリットになりません。
さらに、空調・ダクト工事の需要は常に生まれ続けているので、今後も当分は売り手市場が続き、仕事の量も十分にあると考えられます。結果的に安定して働きやすくなり、給与をはじめとするダクト工の待遇もよくなってきています。ダクト工に興味のある方にとっては絶好のチャンスなので、積極的に求人に応募するといいでしょう。
■未経験者が空調設備の会社を選ぶ時のチェックポイント
未経験者が空調設備・ダクト工事の会社に就職する時は、どのような会社に入ってもいいわけではありません。ダクト工としてスムーズに成長するためには、相応の条件を備えた会社を選ぶ必要があります。就職先を選ぶ時は、以下の3つのポイントをチェックしてみましょう。
・従業員の定着率、平均年齢
「未経験の新人でも成長できる環境か?」を見極めるためのわかりやすいポイントが、従業員の定着率です。定着率が高い(離職率が低い)ということは、入社した人があまり退職せずに残っている証拠であり、それだけ働きやすい環境であることを示しています。
定着率がどの程度なら優良企業なのかは、会社の規模や業界にもよるため一概には決められません。ただ、一般的には、3年後離職率の平均値は30%程度だとされています。つまり、定着率の「合格ライン」の目安は70%以上だといえます。
また、定着率と並んでチェックしておきたいのが従業員の平均年齢です。平均年齢20代など、平均年齢があまりにも若い会社は、ベテランがいない=人が定着していないと考えられます。
これは単に労働環境が悪いだけでなく、新人を指導できる熟練職人がいないことも示しており、ダクト工として成長しやすい環境ではありません。定着率や平均年齢は、求人情報サイトなどには掲載されていないことも多いため、面接時などに質問してみましょう。
・新人の教育体制
未経験者の会社選びでは、新人の教育体制が整っているかどうかも重要なポイントです。何もわからない状態の新人がスムーズに成長するためには、丁寧な教育・指導を受ける必要があります。
しかしながら、建設業界には昔ながらの「見て覚えろ」という風潮が残っている会社が少なくありません。このような会社に未経験者が入社すると、よほど優秀な人でない限りは専門的なスキルを身につけられず、十分に成長できないまま退職してしまうでしょう。
そのため、会社のホームページなどで情報を集め、新人の教育・研修システムが充実している会社を選ぶことが大切です。1年目・3年目・5年目など、段階的かつ継続的な教育プランがあり、わからないことは何でも質問できる環境が整っていれば、まったくの未経験者でも一流のダクト工に成長できるでしょう。
・資格取得の支援制度の有無
忘れてはならないのが、資格取得の支援制度の有無です。ダクト工としてキャリアアップするためには、ダクト工事や空調工事に関係のある資格を取得する必要があります。主な関連資格は、配管技能士や建築板金技能士、管工事施工管理技士、電気工事施工管理技士、電気工事士などです。
こういった資格を取得すれば、自分の空調・ダクト工事スキルを客観的に証明できるため、会社からの評価が高まり昇給・昇進につながります。資格手当が支給される場合もありますし、より条件のいい会社を求めて転職活動をする場合にも有利です。
ただ、資格を取得する際には、受験料やテキスト代などの費用がかかります。それなりの出費になるため、就職する際は資格取得支援制度がある会社を選ぶのがおすすめです。会社が資格取得にかかる費用を負担してくれるので、経済的な心配をすることなく勉強に打ち込めます。
このように、空調・ダクト工事は完全未経験からでも始められる仕事です。ダクト工事の需要は常にあるため、スキルを習得すれば安定して働くことができ、社会を支えるやりがいも得られます。ポイントを押さえておけば、未経験者でも働きやすい会社がわかり、スムーズに成長することが可能です。興味がある方や手に職をつけたい方は、空調・ダクト工事に挑戦してみませんか?
エア・キャリアでは、ダクト工事のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに合わせた最適なダクトを提案・施工している会社です。空調工事や冷媒配管工事も承っており、快適な環境づくりに貢献しています。現在、ダクト工事や空調工事、冷媒配管工事に関心があり、スタッフとして働いていただける方を募集しております。
弊社は技術力や経験だけでなく、お客様とのコミュニケーションやチームワークを大切にする社風の会社です。これまでの豊富な実績により信頼を獲得し、大手のお客様との付き合いも多数あります。そのおかげもあって仕事量は常に安定しており、収入面の心配はありません。
従業員はフレンドリーで面倒見がよく、頼れる人ばかり。教育体制が充実していて、資格取得費用は会社が全額補助するため、未経験者でも成長できます。まずは道具の名前や使い方を覚えるところから始め、一人ひとりにあったペースで教育するのでご安心ください。もちろん、経験者や有資格者は優遇し、ふさわしい待遇でお迎えします。
定着率も抜群に高く、勤続20年を超える従業員が何人も活躍中です。ベテラン職人の指導によって、より高度なスキルを身につけることもできます。安定して働きたい方、やりがいのある仕事に挑戦したい方、スキルアップしたい方、そして仲間と一緒に成長していきたい方は、ぜひお気軽にご連絡ください。