換気扇が壊れたらどうする?故障の原因や対処法も解説!

こんにちは。神奈川県横浜市を拠点として、空調設備工事を手掛ける株式会社エア・キャリアです。


換気扇を使い続けているとある日、動かなくなったり、異音や振動がしたり、さまざまな不具合が発生することがあります。室内の空気を入れ替え、清潔で快適に保つ重要な役割がある換気扇。故障すると十分な換気ができず、室内に煙や臭いが充満してしまいます。


今回は、換気扇が故障する原因や対処法についてご紹介します。




■換気扇が故障する5つの原因とは



まずは、換気扇が故障する主な原因を5つご紹介します。


・油汚れやホコリによる故障

換気扇が故障する原因として最も多いのが 、プロペラやファンに付着した油汚れやホコリ です。付着した油は冷えて固まり、目詰まりを起こすことがあります。そして機能低下や、異音・異臭の発生を引き起こすのです。

このような汚れが蓄積した状態で使い続けると、モーターに負荷がかかり、内部の軸が少しずつ変形したり破損したりします。変形・破損した部品は交換しなければなりません。最終的には、換気扇が完全に動かなくなってしまいます。


油汚れやホコリは機能低下や故障の原因となるだけではなく、最悪の場合火災が発生する恐れもあります。故障を防ぐためにも、定期的に油汚れやホコリを取り除くことが大切です。


・錆びつきによる故障

湿度が高い場所に設置されている換気扇の場合、換気扇が錆びついて回らなくなってしまうことがあります。また油汚れの蓄積や掃除の際、研磨入りの洗剤を使用したことで、換気扇が錆びつくこともあるでしょう。

モーターが錆びつき回転できなくなると、電気回路に負荷がかかります。そしてショートし、周囲のホコリや油、可燃物に着火する恐れがあるのです。

こうした事態を防ぐためにも湿気を逃がすようにしたり、定期的にメンテナンスをしたりして錆が発生しないように注意しましょう。



・部品の故障

換気扇が動かない原因として考えられるのは、部品の故障です。例えば、換気扇が止まらなかったり回らなかったりした場合、換気扇本体には問題がなく、スイッチの不具合によって動かない可能性があります。プロペラファンタイプの換気扇からキュッキュツと擦れた音が出る場合は、プロペラの部品が故障しているのかもしれません。


部品の故障については、部品交換することで症状が改善されることもありますが、どの部分が故障しているのかを一般の方が判別するのが難しいでしょう。誤って正常な部品の故障を引き起こすこともあるからです。

また換気扇の修理には電気配線も関係するので、事故を防ぐためにも専門業者に相談すると安心です。



・電気回線不良による故障

電気回線に不具合が生じて電気が流れず、換気扇が動かなくなることもあるでしょう。

電気回線不良になる原因はいくつかあります。例えば、換気扇に水がかかり、電気回線が漏電・ショートしたというケース、掃除の際にコードに触れ接触不良を引き起こしたケースです。コンセントの接触不良の可能性もあります。

コンセントの差し込みが抜けていることもあるので、換気扇が動かない場合はチェックしてみるといいでしょう。

電気回線不良による故障の場合、電気工事に関わる部分を安易に修理しようとすると、感電の恐れがあり大変危険 です。必ず専門業者に依頼し、対処してもらうようにしましょう。



・寿命による故障

寿命による換気扇の故障も考えられます。換気扇の寿命は、一般的に10年程度だと言われています。使用頻度やお手入れの有無によって変わるので一概には言えませんが、7年経過したあたりから不具合が発生することが多いでしょう。


もし換気扇を使用してから10年が経過している場合は、買い替えを検討するといいでしょう。標準使用期間を過ぎていると、発火リスクも高まります。




■換気扇が故障したときの症状



換気扇が動かない場合は、主電源がオフ、ブレーカーが落ちている、プラグがコンセントから抜けている、などが原因となっていることがあるので、確認してみましょう。


換気扇が故障するとさまざまな症状が表れます。

一つ目はファンが回らない、もしくは回っても動きが不規則だったり、遅かったりするという症状です。

二つ目は吸い込みが弱くなるというものです。換気機能の低下を感じたら、換気扇にティッシュペーパーを近づけ、風量の弱さを確認しましょう。吸い寄せる力があれば正常だと判断できます。

三つ目は、異常な音や振動です。「ゴー」「ジジジ」「カタカタ」「キュルキュル」など、普段は聞こえない音がする場合は、何らかの不具合が生じているかもしれません。音によって不具合が生じた原因が異なります。ガタガタと異常な振動も故障している可能性が大きいでしょう。


他にもモーター部分が熱くなったり焦げた臭いがしたり、電源コードに触れると作動したり、止まったりするという症状が表れることがあります。


換気扇に異常を感じたら使用を中止し、電源を切りましょう。そして専門業者に相談すると確実です。




■換気扇が故障したときの対処法



では、換気扇が故障したときは、どのように対処すればいいのでしょうか。いくつか対処法をご紹介します。


・油汚れやホコリを取り除く

先述した通り、換気扇が故障する原因として最も多いのが油汚れやホコリです。不具合が生じた場合は、まず掃除をしましょう。

掃除の際は必ず電源プラグを抜く、もしくはブレーカーを落とします。周囲が汚れる可能性があるので、新聞紙を広げておくことをおすすめします。


掃除方法ですが、まずキッチン用洗剤や重要とお湯を混ぜ、フィルターやファンをつけます。汚れ具合にあわせて、10分~30分程度放置しましょう。そして、スポンジや歯ブラシで擦り洗いします。換気扇の部品は乾燥させてから取り付けます。


換気扇本体は柔らかい布やスポンジに洗剤をつけ、汚れを優しくふき取りましょう。次にきれいな布でふき取り、乾いた布でふきあげます。換気扇の内部には、水や洗剤が入らないように注意が必要です。


掃除の目安は3ヶ月から半年に1度です。日常的に軽く汚れをふき取ると、換気扇の寿命を延ばすことができるでしょう。



・部品を交換する

換気扇の部品や本体の交換をしましょう。ご自身で部品交換をするケースもありますが、知識がない場合は故障している部品を特定するのが難しいです。

部品が錆びている場合は部品交換をしなければなりません。経年劣化による故障は換気扇本体の交換が必要です。



・業者に依頼する

換気扇が故障したかもしれないと思ったら、専門業者に依頼するといいでしょう。故障の原因を特定し部品交換や本体の交換など、必要な対処をしてくれます。


また、電気配線に関係する工事は業者でなければ作業できません。漏電や感電などの事故の可能性があるからです。

換気扇の不具合は放置してしまうと火災の原因にもなるので、速やかに業者に相談しましょう。


株式会社エア・キャリアは、神奈川県を中心に空調設備工事を請け負っている会社です。

創業以来、お客様に安心・安全・快適な空調環境をご提供することをモットーに、高品質な施工と丁寧なアフターフォローに努めてまいりました。

当社では、現場の割り振りを効率化するなど、残業を少なくするよう努めており、有給休暇消化率がほぼ100%という働きやすい環境を整えております。

また、資格取得支援や教育訓練の充実など、社員のスキルアップ・キャリアアップを支援する制度も充実しております。


「建設業界で働きたいけど、長時間労働や過重労働が心配」「プライベートも充実させたい」という方に、当社はぴったりの環境です。