空調設備工の平均年収はいくら? 給与水準や年収アップの方法を解説  

皆さん、こんにちは。神奈川県横浜市を拠点に、ダクト工事や冷媒配管工事、保温工事などの空調設備工事を手掛けている株式会社エア・キャリアです。


空調設備工事の会社に就職する場合、多くの方がまず気にする条件といえば、やはり給与・年収だと思われます。空調設備工事は高いスキルを求められる仕事なので、それに見合った収入を得たいところです。


実際のところ、空調設備工の年収はどのくらいなのでしょうか? また、どうすればより高い収入を得られるのでしょうか? ここでは、空調設備工の給与水準や、年収をアップさせる方法について解説します。




■空調設備工の平均年収はいくら?



空調設備工の平均年収は、420万円程度です。この数値だけ見るとそれなりに思えますが、他の業種と比べて高いのでしょうか?


国税庁や厚生労働省の調査によると、2021年における日本の労働者の平均年収は443万円、年収の中央値(数値を大きさ順に並べた時のちょうど真ん中の値)は366万円でした。420万円という数値は、これらから大きく外れてはいません。したがって、空調設備工の年収は、他の仕事と比べて大きな差はないといえます。


もちろん、420万円というのはあくまでも平均値です。未経験で入社した見習いの人ならもっと低いでしょうし、逆にベテランならずっと高い収入を得ている人もいるでしょう。勤務している会社の規模や担当している案件、役職などにも左右されます。


加えて空調設備工は技能職(職人)なので、本人のスキル次第で年収が大きく変わってくるのが特徴です。次の項目では、年収を上げる方法について詳しく解説します。




■空調設備の仕事で年収を上げる方法



空調設備工の年収は、本人の努力や工夫次第でアップさせることが可能です。年収をアップさせる主な方法をご紹介します。



・資格を取得する

最も確実性の高い年収アップの方法が資格の取得です。空調設備工事を行うにあたって、絶対に必要な資格というものはありません。しかし、資格は自分の能力の証明になるため、保有していると会社からの評価が高まり、給与アップにつながります。業務に関係する資格を持っていると、手当がつく会社が多いのも魅力です。


また、特定の資格を持っていないとできない仕事や、務められない役職もあります。そのような資格を持っていれば仕事の幅が広がり、キャリアアップも狙えるでしょう。当然ながら、その分給与もアップします。転職する際にも非常に有利になるので、積極的に資格を取得するのがおすすめです。


空調設備工事に関係する資格としては、施工管理のスキルを認定する「管工事施工管理技士」や「電気工事施工管理技士」、電気工事をする際に必須となる「電気工事士」、配管工事のスキルを認定する「配管技能士」、建築板金工事のスキルを認定する「建築板金技能士」などがあります。いずれも国家資格です。


試験を受ける際に一定以上の実務経験が求められる資格も多いので、何年後に受験可能になるのかを確認しておき、計画的にスキルアップや勉強を進めましょう。さらに、受験には費用もかかりますから、資格取得支援制度がある会社に就職するのがおすすめです。費用を会社が負担してくれるため、安心して資格の取得に励むことができます。



・実務経験を積んでスキルを高める

年収アップを狙う上で最も重要なのが、実務経験を積んでスキルを高めることです。優れたスキルを持つ空調設備工は会社からも高く評価され、年収アップにつながります。職人としてのスキルが優れていれば、年齢や学歴に関係なく高収入を得られるのが、この仕事の魅力です。


上述した資格も、勉強だけすれば取得できるわけではありません。実務経験に基づく知識が問われる試験は多く、合格するためにはスキルアップが必要不可欠です。毎日コツコツと現場で技術を磨くことが大切だといえます。


その上で、より確実に年収アップに結びつけたければ、従業員の働きぶりをしっかりと評価してくれる会社に就職しましょう。いくらスキルを磨いても、会社がそれを認めてくれなければ、昇給や昇進にはつながりません。年齢や経験に関係なく、スキルや努力を評価し給与に反映してくれる会社を選ぶのがおすすめです。


また、未経験で就職するなら、研修・教育制度が充実している会社を選びましょう。空調工事は専門性の高い仕事であり、適切な教育なしにスムーズな成長は困難です。先輩社員が丁寧に指導してくれる会社なら、意欲次第でどんどんスキルアップし、昇給を狙えます。



・空調設備を扱う法人・個人事業主として独立する

一人前といえるほどに成長したら、独立するという道を選んでもいいでしょう。大きく分けると、新たに法人(会社)を作って経営者になる方法と、いわゆる一人親方(個人事業主)として独立する方法があります。


どちらの方法も、会社の方向性や働き方を自分で決められるのが大きな魅力です。受注する仕事の種類や量もコントロールできるので、どんどん仕事を受注して稼ぐこともできます。逆に、休みたい時はまとまった休みを取るなど、自由な働き方が可能です。


ただし、安定して仕事を獲得するには、独立前の人脈形成や営業活動が必要不可欠です。また、会社員時代と違って、従業員の管理や事務作業などを行わなければなりません。十分に準備を整えてから独立しましょう。



・転職する

現在の会社でがんばってきたものの、給与や待遇に不満が出てきた時は、より条件のいい会社への転職を検討してみましょう。ここまで見てきた通り、空調設備工事はスキルが重要な実力主義の世界であり、優秀な職人は多くの会社が求めています。


特に近年では、建設業界が深刻な人手不足に陥っているため、経験者や有資格者を好条件で募集する会社が増加中です。後輩を指導できるほどのスキルを身につけ、有用な資格を一通り取得しているような人は、まさに引く手あまたとなります。大手への転職も不可能ではないので、積極的に挑戦してみてください。




■空調設備の仕事の将来性


空調設備工事の仕事は、大いに将来性がある点も魅力です。今や空調設備は、一般住宅からオフィス、工場、学校、病院、商業施設まで、あらゆる建物において必要不可欠なものとなっています。また、空調設備には寿命があるので、設置した後も定期メンテナンスや更新をしなければなりません。


つまり、空調設備工事のニーズは常にあり、仕事がなくなる心配がないのです。しっかりとスキルを身につけ資格も取得すれば、長く安定して働き続けることができます。さらに、工事を通じて社会を支えているというやりがいも得られます。皆さんも、魅力が多い空調設備工事の仕事に挑戦してみませんか?



エア・キャリアは空調工事や冷媒配管工事、ダクト工事のプロフェッショナルとして、お客様のニーズに合わせた最適なプランを提案・施工している会社です。現在、各種工事に関心があり、スタッフとして働いていただける方を募集しております。


弊社は技術力や経験だけでなく、お客様とのコミュニケーションやチームワークを大切にする社風です。年齢・経験関係なくがんばりを評価するので、努力した分だけレベルの高い仕事を任され、どんどんスキルアップできます。また、未経験者でも安心して働けるように、研修やサポート体制を充実させています。


もちろん、スキルやがんばりは給与にも反映されますので、実力に応じてどんどん給与をアップさせることが可能です。年収のイメージをいくつかご紹介します。


・入社6年経験者:年収800万

・入社4年経験者:年収550万

・入社10年未経験:年収700万

・入社2年未経験:年収470万


その他、資格取得支援制度や社会保険、各種手当の支給など、福利厚生も充実しています。やりがいのある仕事に挑戦したい方、スキルアップしたい方、仲間と一緒に成長していきたい方は、ぜひお気軽にご連絡ください。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。