皆さんこんにちは。神奈川県横浜市を拠点に全国で空調工事を行っている株式会社エア・キャリアです。弊社では、自信を持って冷媒配管工事や保温工事を単独で承っています。
さて本日は、人手不足と言われる建設業界で、今後10年先も活躍するにはどうすればいいかというテーマをお送りします。建設業界は、都市再開発などで活況を呈していますが、人手不足や高齢化、環境問題などの課題も抱えています。今後10年で建設業界はどのように変化し、どのような人材やスキルが求められるのかを見てみましょう。
■建設需要の現状と今後について
まず、建設需要の現状と今後を確認してみましょう。
・現状
建設業界は社会の出来事や景気の波の影響を受けやすい世界です。
ここ15年を振り返ってみても、さまざまな出来事が建設業界に関係しています。リーマンショック、東日本大震災と復興需要、インバウンド向け宿泊施設の建設増加、東京オリンピック時のインフラ整備工事など。15年という期間にさまざまな経験を経てきたのです。
現時点では、3大都市圏を始め、マンション開発や再開発事業なども進み、建設業界には順風が吹いています。
・今後
今後の建設業界の需要は拡大していくことでしょう。
社会インフラの維持・更新需要があるほか、新たな分野での需要も増していくと思われます。これから10年間にはいろいろなことも起きるでしょうが、建設業界は新たな市場や技術を開拓し、積極的な活動を展開していくはず。
具体的には、道路、鉄道、橋梁、上下水道などの社会インフラの老朽化に伴う更新工事、耐震補強工事などの需要も高まることでしょう。災害対策や防災対策でも、建設業界が果たす役割は大きいです。
また、住宅や商業施設、工場などの各施設の省エネ化、再生可能エネルギーの導入による発電設備の整備、スマートシティなど、建設業界の今後の需要が途切れることはありません。
建設業界の需要という点での将来性は非常に明るいです
■建設業界の課題は人手不足
需要の大幅な伸びが期待できる建設業界ですが、その一方で課題もいろいろあります。人手不足、若者離れ、高齢化、働き方改革などの人材面の課題を解決していかなければいけません。
建設業界というと、以前は3K(きつい・汚い・危険)な職場とも言われていましたが、最近は労働環境の改善が進みました。それでも、課題が解決したとは言いがたく、依然として多くの建設業者の悩みの種になっています。建設業就業者数は減少気味で、高齢化も進んでいます。
実際に、建設業界には55歳以上の労働者も多く、65歳を超えても活動中という人がいるほどです。その一方で、若者の労働者は少なくなっています。若い年代ほど、建設業に就業しようという人が減っています。
ゆゆしき問題です。
■人手不足が騒がれる建設業界で働く将来性
人手不足は建設業界にとって大きな課題なのですが、これは逆に働く人には将来性とチャンスを与えます。個々の市場価値が高まるため、活躍できる場も広がるでしょう。
人手不足となると、これまで以上に建設業界では募集に力を入れるようになります。そうなると、募集条件もよくなることが考えられます。
例えば、給料。なかなか人材が集まらないと、給料を上げて募集する建設業者も出てくるでしょう。他社へ労働者が流出することを抑えるために、待遇改善を図る業者が出てくる可能性もあります。いずれも労働者にとってもうれしいポイントです。
人手不足により、建設業界の採用の間口が広がることも考えられます。現時点では人員を採用する際に厳しい選抜も行われるのですが、今後人手不足が続くと、あまり業者側もえり好みできなくなるでしょう。
結果として、多くの人に門戸が広がり、活躍できるチャンスも広がります。他の業界で就職に失敗した人でも、建設業界なら雇ってもらえるという時期が来るかもしれません。
建設業界では、深刻な人手不足の課題を解決するために、3Kのイメージを払拭し、ITやAIの活用も進んでいます。そのため、労働環境が以前とは様変わりし、楽しく効率的に働けるようになりました。
ITやAIの活用は若手労働者の呼び水にもなります。ITやAIの知識や技術を持った若者が建設業界で働いてみようかなと思うことも出てくるでしょう。
人手不足が騒がれる建設業界ではありますが、労働者にとっても大きなチャンスが広がり、建設業者にも課題解決のための手段が用意されています、
■人手不足の加速が予想される業界でさらに市場価値を高めるには?
建設業界は、技術革新が進む一方で、少子高齢化による人手不足が深刻化しています。そのため、専門性の高いスキルや知識を身につけた人材が、今後ますます求められていくと考えられます。
そこで、自分の市場価値を高めて、優れたスキルや知識を身につける方法を紹介しましょう。
・技術的スキル
建設業は、専門的な技術的スキルを求められる職業です。常に新しい技術や機器も導入されるので、しっかり対応できるように自ら学ぶ姿勢が大切です。
また、建設プロジェクトには、各分野の専門技術者も関与します。そのため、自分の専門分野の習得はもちろん、他の分野にまたがる学習もしておくのがおすすめです。
・創造的スキル
建設業界は、社会のニーズや課題に対応するために常に新しい着想やソリューションを求められる業界です。創造的スキル、問題解決能力が必要な場とも言えるでしょう。
自分の市場価値を高めるためには、上記のような創造的スキルを磨く必要があります。
さらに、最近の建設業界では、デジタル化やAI化も進んでいます。そのため、最新のテクノロジーに対応できるように、興味を持ち続け、柔軟性を養うことも大事です。
・資格を取得する
建設業界で自分の市場価値を高めたければ、資格を取得しておくのもおすすめです。資格を取得すれば、自分の知識やスキルを客観的に証明できます。確かな技術があると売り込む際にも役立つでしょう。
その結果、給料や待遇もよくなり、好条件で働けるようになります。また、転職する際も、資格がある方が有利です。
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