ダクト業界の魅力を深く知るために歴史を学ぼう!ダクト工事が社会に与えた影響について

皆さん、初めまして。神奈川県横浜市を拠点にダクト工事や冷媒配管工事、保温工事などを行っている株式会社エア・キャリアです。当社は全国各地で迅速な対応が可能で、自信を持ってダクト工事などを実施しています.経験を活かした確実な技術で工事を行いますから、ぜひご用命ください.



さて本日は、ダクト工事の歴史やダクト工事が現代社会にもたらした影響について考えてみます。ダクトは身のまわりのさまざまな場所に設置されていて、非常に重要な役割を果たしています。そのこれまでの経過と現代における意味を改めて確認するとともに、今後のダクト業界の将来性も占ってみましょう。




■ダクト工事の歴史


ダクト工事の歴史を見てみましょう。



・明治の頃から始まった

日本のダクト工事の始まりは明治の頃だったといいます。1908年(明治41年)の「赤坂離宮(現・迎賓館)」の現場で完全に技術が習得されました。アメリカの技術が導入されたものでした。


それまでは、板金工事の職人が工事を手掛けていて、板金作業ともいえる内容でしたが、配管工事も兼ねていたのです。


大正末期に赤坂離宮のダクト工事が再開されると、設備工事の管理や施工はすべて日本人が担当するようになったそうです。


つまり、この時代に優れた技術を持ったダクト工事の熟練工が多く育ち、その後の日本のダクト工事の発展を支えました。



・ダクトは現場で手加工でつくるものだった

昭和の初期から昭和40年代頃まで、ダクトは現場で手加工するものでした。取付場所や現場の近くで、914mm×1829mmほどの亜鉛鉄板を持ち込み、切断・はぜ折り・組立てなどを行っていたのです。


その後時代は変わり、ロール成形機などが導入されたのを受け、手加工から機械化へと移っていきます。現場製作から工場製作へと変化していったのです。


1985年(昭和60年)頃になると、自動プラズマ切断機と共板工法がアメリカから伝えられました。この動きを受けて、機械化への動きはさらに進み、生産性が大きく向上しています。




■ダクト工事がもたらした現代社会への影響


ダクト工事は現代社会にどのような影響をもたらしたでしょうか。社会貢献性という観点から考えてみましょう。


ダクト工事は空気や水、熱などの流体を運ぶために使用する管(ダクト)を設置する工事です。昔から行われてきた工事の一種ですが、現代ではさまざまな場所で利用されています。それだけに重要性が高く、現代社会への影響も大きくなっています。


そこで以下の3つの点から現代社会への影響を見てみましょう。



・快適な生活の実現

ダクト工事は快適な生活の実現に欠かせません。


ダクト工事により、空調設備や換気設備がしっかり稼働するようになり、室内の温度や湿度が適切に保たれ、有害な空気を排出し、快適な空間をもたらすのです。


正しくダクト工事が行われると、暑い夏はエアコンの効きがよくなり、室内の温度が下がって気持ちよく過ごせます、寒い冬は暖房効果も上がり、室内の温度が上昇し、暖かくなります。

 

換気設備工事を行うと、室内の空気が循環し、清潔に保つことができます。これにより、健康効果が増し、ダニやカビによるアレルギーを防げるし、感染症対策にもなるでしょう。


現代の私たちが置かれている環境では、ダクト工事は非常に大切なのです。



・産業の発展

ダクト工事は産業の発展にも寄与しています。


工場では、空調設備や換気設備工事によって労働者の作業環境、生産設備を取り巻く環境が改善され、生産性の向上をもたらします。食品や精密機械の工場、さらには手術室や研究室など清浄な空気が必要なところでも、ダクトは欠かせません。


発電所では、ダクト工事により排気や廃熱を効率的に排出できるようになり、発電効率を上げるとともに、環境負荷も低減。


さまざまな分野でダクト工事が生産力の効率化ができ、環境保護にもなり、産業の発展に役立っているのです。



・社会の安全・安心の確保

社会の安全・安心確保のために重要な役割を果たしているのがダクト工事です。


消防設備では、火災が発生したときにダクトから煙や熱を排出し、屋内にいる人の避難を助けます。火災が発生したときは、煙や熱で死亡する人が多いですが、その防止役をダクトが演じます。


防災設備では、津波や地震などがあったときにダクトが避難や救助活動を円滑に進めるために用いられることがあるのです。


ダクトは消防設備や防災設備を効率的に機能させるうえでは不可欠な存在になっていて、多くの人の安全と安心に貢献します。




■ダクト工事の将来



ダクト工事の今後の動向を占ってみましょう。


現代社会において、ダクトの必要性はますます高まっています。ビルや商業施設を中心にダクト工事をしなければ、建築もできません。


大きな建物では、エアコンを設置するだけでは十分でなく、ダクト工事もしないと、エアコンの効果が上がりません。


最近猛威を振るったコロナ禍の影響により、空調設備の重要性をだれもが認識するところともなりました。


火災設備や防災設備での役割はすでに説明した通りです。


また、いったんダクト工事をすればそれで終わりというのではなく、メンテナンスも必要になってきます。


つまり、ダクト工事の需要がなくなることはなく、今後ますます増えていくでしょう。それだけに、優秀なダクト工になれば、必ず仕事が回ってきます。


ダクト工の将来は明るいといえるでしょう。興味がある人はぜひともダクト工を目指してもらいたいところです。




■まとめ

この記事では、ダクト工事の歴史と現代社会に与える影響性を考えながら、今後のダクト業界の将来も占ってみました。


ダクト工事の歴史は長く、明治時代にさかのぼります。以来、さまざまな変遷を経ながら、現代では機械化も進み、生産量が大幅に向上しました。


そんなダクト工事の現代社会に与える影響は非常に大きいです。快適な生活をもたらし、産業の発展にも貢献し、安全・安心のためにも役立っています。


今後もその重要性は増し、ダクト工事の需要はさらに高まっていくでしょう。それだけに、優秀なダクト工になれれば、安定した仕事も得られ、生活も潤うことでしょう。


神奈川県横浜市のエア・キャリアでは、共に働いてくれるフレッシュな仲間を募集しております。ダクト工事の経験者や有資格者は積極採用しています。「今の職場環境から一新したい」「さらにキャリアアップしたい」などの方も大歓迎。


気候変動や大気汚染などの環境問題への対応が求められる中、近年、環境問題や省エネルギーへの関心が高まっています。ダクト工事は、空調設備や換気設備の効率化に貢献する技術です。


環境問題や省エネルギーへの対策が求められる社会において、ダクト工事の重要性はますます増し、需要も高まることが予想されます。


今は、ダクト工事の技術者にとってチャンスの時期なのです。だからこそ、株式会社エア・キャリアでも優秀なダクト工を募集しています。


エア・キャリアは実績も豊富で、各方面からも信用され、大手企業との付き合いも多いです。それだけに、安定した仕事量を確保できますから、収入面で心配することはありません。社員のスキルアップやキャリアアップを支援する体制も整えています。


社内は和気あいあいとした雰囲気で、風通しもよく、働きやすい環境です。


ダクト工事に興味があり、技術者として活躍したいという方は、ぜひ当社の求人にご応募ください。